とある合同説明会で、
一人の学生から次のような質問を受けました。

「何をモチベーションに働いているのですか?」

普段このような質問を
受けることがないので、
正直答えに困りました。

その学生には、
お客様からのありがとうや
喜ぶ姿が原動力であると答えましたが、
うまく言葉にできていない感じがするのです。

帰宅してからも
ずっとそのことが頭を離れませんでした。

いったい、何がモチベーションになっているのだろうか。

考え巡らせてはみたものの、
結局ぴったりな言葉がみつかりませんでした。

翌日、旅館内を歩いていると、
ご年配のお客様とスタッフが
談笑している姿を見ました。
チェックアウト時の
よくある光景ですが、
とても楽しそうで、
お互いが別れを惜しむ様子でした。
まるで、家を巣立つときの親子のようです。

その時、かつて客室係を担当していた頃の記憶がよみがえってきました。

それは私の人生観が大きく変わった体験です。

当時若かった私を
息子のように接してくれるお客様がいました。

ぎこちない接客でも、
「がんばってるね」
「そんなに緊張しなくていいんだよ」
などと優しい言葉をかけてくれました。

その後しばらくして再会したときには、
「前よりも立派になったね」
「元気にやってた?」
「また会えて嬉しいよ」と
親しみをもって接してくれて、
言葉にできないほど嬉しかったものです。

もしかしたら、
大人になって初めて
人との絆を感じたかもしれません。
当時の私は若かったので
色々な悩みもありました。
でも、いい出会いは
なぜか悩みを忘れてさせてしまうのです。
不思議なものです。

お客様から頂く「ありがとう」が
嬉しいのは確かです。
でも、それは皆さん自身が
体験したときにこそ
本当の嬉しさがわかるのであり、
それこそ人生観が変わる瞬間でもあります。

他の仕事におけるやりがいもそうでしょう。

さて、
仕事のモチベーションに話を戻すと、
結局は深い絆で結ばれた人が
どれほど周りにいるのかが重要だと思います。

絆は、
仕事上の付き合いからは生まれません。
互いの人生がより豊かになる付き合いこそ本当の絆です。

どんな仕事であれ、
「絆」を結ぶことをどうか忘れないでください。

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